全日本 Round 5: -MOTEGI (栃木) 2015/8/23決勝
2015
2015 WSBK Buriram Support Race
2.
Chang ThaiSupport Race
Buriram
2015 ASIA
1.
Sepang
2.
Sentul
3.
Suzuka
4.
Buriram
5.
Losail
6.
Buriram
2015 JAPAN
1.
SUZUKAJSB1000のみ
鈴鹿サーキット
2.
オートポリスサーキット
3.
ツインリンクもてぎ
4.
スポーツランドSUGO
5.
ツインリンクもてぎ
6.
AUTOPOLISJSB1000のみ
オートポリスサーキット
7.
TSUKUBA
筑波サーキット
8.
岡山国際サーキット
9.
鈴鹿サーキット
2015 MotoGP JAPAN GP
15.
ツインリンクもてぎ
  • 2014
  • 2014
  • 2013
  • 2012
  • 2011
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  • 2005
勝利だけを目指した結果だった…(予選:P.P. 決勝:失格)

8月上旬に筑波サーキットで行われたテスト全日本ロードレース選手権後半戦のスタートとなる第5戦MOTEGI2&4レースが栃木県・ツインリンクもてぎで行われた。4輪のスーパーフォーミュラや全日本F3などと併催となるだけに、そのタイヤラバーの影響も考慮しての走行となる。まだ残暑も厳しく路面温度も高いだけに、決してコンディションはいいとは言えなかった。
ここまで3戦3勝を挙げ2連覇に向けてひた走ってきた高橋。SUGOラウンドの後は、TOHO Racing with MORIWAKIのサポートにまわり、鈴鹿8耐を共に戦った。そして8月上旬に筑波サーキットで行われたテストで転倒を喫してしまう。1コーナーへシフトダウンしていった際、ニュートラルに入ってしまい、一瞬にしてスポンジバリアに激突。マシンとスポンジバリアに挟まれてしまい、肋骨を骨折してしまう。

全日本 Round 5: -MOTEGI (栃木)それから約2週間後に今回のレースウイークを迎えていた。まだ痛みはあったものの、走行にはほとんど支障がないレベルになっていたが、イヤな違和感はあったと言う。ツインリンクもてぎは、10月に開催されるMotoGP日本グランプリの舞台であり、申請中のワイルドカードでの参戦を控え、日本グランプリに向けたテストも初日に行っていた。その中でもトップタイムをマークするが路面コンディションの影響なのか思うようにタイムが伸びず、1分54秒203がベストとなった。高橋自身の感覚と、ちょうど1秒ほど間隔がずれている感じだとコメントしていた。
土曜日の公式予選は、12時15分から35分間1セッションで行われた。セッション序盤は、決勝に向けたマシンのセットアップを行った高橋は、セッション終盤にタイムアタックに入る。ライバルが1分53秒台に入れてくるのを見ながら、最後のアタックで1分53秒387をマークし、4戦連続ポールポジションを獲得した。

全日本 Round 5: -MOTEGI (栃木)決勝は、MotoGPロードレース選手権Moto2クラスに匹敵する22周という周回数で行われる予定だったが、直前に降ってきた雨の影響で路面がウエットとなったため、17周に短縮して争われることになった。各ライダーは、ウエット用にマシンをアジャストしグリッドに向かった。
スタートするころには、雨はほぼ止んでいたが路面はウエット。レインタイヤで乾いて行く路面と戦うレースになることが予想された。いつものように好スタートを見せた高橋はホールショットを奪いレースをリードして行く。しかし、リアのグリップが浅く、ハードブレーキングの多いツインリンクもてぎでは、厳しい状況だった。4周目の1コーナーでは、止まりきれずにオーバーランを喫してしまい2番手に後退。さらに5周目にも同じミスをしてしまい3番手に後退。前の2台について行くのは難しい状況だったが、6周目の5コーナー立ち上がりで転倒があり、マシンがコース上に残ってしまったためレッドフラッグが提示されレースは中断。

全日本 Round 5: -MOTEGI (栃木)ここでピットに戻った高橋は、サスセッティングをアジャスト。レースは残り8周で再スタートが切られることになる。高橋は、再びホールショットを奪いトップを快走する。アジャストしたセットの感触を確かめながら走っていたが、3周目の1コーナーで、またもオーバーラン。これで生形選手に前に出られてしまい、約3秒ものビハインドを負ってしまう。すぐに追撃に入るが、残り周回数は少なく勝つことは厳しい状況だった。しかし、最後まであきらめない高橋は、その差を徐々に縮めて行く。そして最終ラップには、背後に迫って行くが勝負をしかけるところまで詰められずにいた。ダウンヒルストレートから90度コーナーのブレーキングでも勝負を仕掛けられずにいたが、立ち上がりで生形選手がリアをスライドさせ加速がにぶったところで一気に、その差は詰まり、左高速コーナーでインを狙うが、締められたため、切り返して最後の右コーナーでインを狙って行くと、そこで接触があり両者は転倒。頑張ってくれているチームのために勝ちたいという思いで走っていた高橋は、クラッチを離さずエンジンを止めなかったため、驚異的な速さで再スタートするとトップでチェッカーを受ける。マシンを止めた高橋は、真っ先に生形のピットに謝罪に行った。その後、レースディレクションの判断は、失格。さらに次戦のトップ5のタイムが抹消されるというペナルティまで付く厳しい裁定がくだったのだった。

全日本 Round 5: -MOTEGI (栃木)高橋裕紀「チームのためにも勝ちたかったですし、最後まであきらめずに攻めた結果でした。裁定は厳しいと思いますが気持ちを切り換えて、次回は、ペナルティがあってもポールポジションが取れるように全力で戦います」