ARRC Round 2: -INDONESIA (Sentul) 2015/6/7決勝
2015
2015 WSBK Buriram Support Race
2.
Chang ThaiSupport Race
Buriram
2015 ASIA
1.
Sepang
2.
Sentul
3.
Suzuka
4.
Buriram
5.
Losail
6.
Buriram
2015 JAPAN
1.
SUZUKAJSB1000のみ
鈴鹿サーキット
2.
オートポリスサーキット
3.
ツインリンクもてぎ
4.
スポーツランドSUGO
5.
ツインリンクもてぎ
6.
AUTOPOLISJSB1000のみ
オートポリスサーキット
7.
TSUKUBA
筑波サーキット
8.
岡山国際サーキット
9.
鈴鹿サーキット
2015 MotoGP JAPAN GP
15.
ツインリンクもてぎ
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波乱のレースを無事戦い抜く(予選:4番手 RACE 1:11位 RACE 2:4位)

裕紀にとって、今年、アジアロードレース選手権で唯一知らないサーキットが今回のインドネシア・セントゥールだった。仲のいい小山選手を始め、周りからは、とにかく路面がひどすぎるということを聞いていたが、まさに、その通りだと思ったという。実際に下見をしてみると「アスファルトが削り取られてガリガリだし、つぎはぎだらけで段差もあるし、とにかく見て路面の状態を覚えないと」という感想だった。
走り始めると、すべるし汚いしホコリは舞うし、ギャップもひどくジャンプするぐらいだったと言う。前評判通りセッティングも何もない状態で、バネレートをやわらかめにしただけで、ひたすら走り込んだ。フリープラクティス2は、40分間、一度もピットに戻らず、どこにギャップがあって、どの角度でコーナーに入って行くのがいいのかを探っていた。地元ライダーの走りを見たかったが、最初はあっと言う間に離されてしまったと言う。それでも抜かれれば、走りを見てライン取りを覚えるなど、コースの情報収集に重点を置いていた。

ARRC Round 2: -INDONESIA (Sentul)公式予選でもセッティングの変更はなし。タイヤも決勝用でアタックした。熱帯のインドネシアは、確かに暑く路面温度も高いが、そんなコンディションよりも路面との対話が重要なコース。そもそもタイヤがしっかり接地しないところが多いのだ。セッション最後にチームメイトのザムリ選手が前にいるのを見つけた裕紀は必死について行く。何とか1分30秒295までタイムを詰め4番手に着けた。

ARRC Round 2: -INDONESIA (Sentul)レース1は、スタート前にひと悶着あった。アジアプロダクション250クラスのレースでオイルを半周に渡って出したバイクがあり、その処理に石灰が巻かれていたのだが、他の国ならば、清掃車で石灰を飛ばすか、オフィシャルが掃くのが普通だが、そのままの状態で3周のサイティングラップを行い、レースも3周減算の13周で争われることになる。各ライダーはコースインするが、石灰が巻き上がりヘルメットも真っ白になるぐらいだった。
そんな混乱の中、レース1が始まる。スタートはまずまずだったが少しポジションを落とし6、7番手を走っていた。するとザムリ選手のマシンが転がっているのが見えたと思ったら赤旗が提示される。レースは、7番手グリッドから周回数6周で再スタートが切られる。裕紀は、3コーナーにさしかかったとき、ギアチェンジに違和感があった。ここでは5速から2速までシフトダウンするのだが、ギアが入っているか感触がなかった。1速に入ってしまえば強烈なエンブレがかかってしまう。裕紀はクラッチを握り確認したところ3速に入った状態だった。そこに、ここぞとばかりに後続のライダーが入り込み、一気にポジションを落としてしまう。その後もリズムに乗れず11位という悔しい結果となってしまう。

ARRC Round 2: -INDONESIA (Sentul)レース2は、ザムリ選手のアクシデントもあり、グリッドは一つ繰り上がって3番手スタートとなった。オープニングラップにラタポン選手にかわされ4番手に落ちたが、トップグループに必死について行く。レース1のことを考えれば4番手は、まずまずのポジションだったが、ザムリ選手のこともあり表彰台に上がっておきたい気持ちもあった。しかし、勝負を仕掛けるところまで行けず4位でゴールした。

ARRC Round 2: -INDONESIA (Sentul)高橋裕紀「セントゥールは唯一知らないサーキットでしたし、特殊なコースということを聞いていたので、無事にポイントを獲得することを最優先に臨み、それはクリアできました。もちろん勝つチャンスがあれば狙って行きましたが、チャンピオンシップを考えれば、まずまずだったと思います。次回の鈴鹿は、ホームラウンドなので勝ちを狙っていきたいと思っています。最後に今回のアクシデントでケガをしたチームメイトのザムリ選手を始め、3選手の早い回復を祈っています」