Round 17: オーストラリアGP(フィリップアイランド) 2012/10/28決勝
3戦連続16位。これほど1ポイントが遠いシーズンになるとは…(予選:28番手 決勝:16位)

シリーズ終盤の3連戦最後となるのはオーストラリアGP。メルボルンから南東150km、フィリップアイランドにある全長4,445mのサーキット。高速コーナーの組み合わせから2カ所にあるヘアピンへのブレーキングがパッシングポイントとなる。裕紀はこのコースとは相性があまりよくないが、今回は走り始めからまずまずのフィーリングだった。現地に入ってからマシンをバラした際、フロントのオフセットが6mm違っていることを発見。日本グランプリの決勝の前に戻していたはずのものが、戻っていなかったようなのだ。そのままセパンも走り、今回のフィリップアイランドを迎えていた。

AUSTRALIA初日の午後は今まで試したかったことを行ってみたが、あまり良くなかったので、土曜日は今までと真逆の方向にセッティングを振ることにした。ある程度マシンが暴れることは予測できていたのだが、思いの外激しかったため、マシンの暴れを抑えられずにコースイン直後に転倒。マシンの修復のためにそのセッションは走れずに終わり、セットも確認できなかった。そんな状態で公式予選を迎えたが、案の定マシンが暴れる問題がどうしても出てしまい、最悪の予選結果になってしまう。

AUSTRALIA決勝日朝のウォームアップでは、金曜日の最初の状態に戻すとチャタリングは収まり、レースに向けていいフィーリングとなっていた。レースでは走りに集中することができ徐々にポジションを上げていく。レース終盤には、16位争いの集団に追い付き、この集団のトップでゴール。15位とは約4秒差だった。

AUSTRALIA高橋裕紀「今回も流れの悪いレースウイークになってしまい、ポイントまであと一歩届きませんでした。レース中は走ることに集中できましたし、苦手なフィリップアイランドで自己ベストも更新できました。今回のレースが終わって、ミザノから戸井田さんと作業してきたマシンのベースセットがようやく最終戦を前にできた感じです。本来ならばシーズンインまでに終わらせておきたい作業ですから遅すぎますよね。最終戦は得意なバレンシアなので、来シーズンにつながる走りをしたいと思っています」