Round 16: マレーシアGP(セパン) 2012/10/21決勝
あと1周あれば…。またも運に見放されてしまう。(予選:23番手 決勝:16位)

日本グランプリからフライアウェイで続く3連戦の2戦目は、熱帯のマレーシア・セパンサーキットで行われた。日本グランプリでは、ドライで3日間走れたことでマシンの理解度が高まってきていたが、まだまだ詰める部分が残っていた。最初の走行となったフリープラクティス1では、大きくセッティングを振り方向性をチェック。サスペンションを主としたリアの方向性が見えてきていた。ブレーキングでの安定性も出てきたことで、マシンのセットアップがさらに進んできていたが、フリープラクティス2は、残念ながら雨となり確認することができなかった。

MALAYSIA土曜日はドライコンディションとなりフリープラクティス3では、15番手につけ、公式予選では、2分08秒台フラットから、2分07秒台後半は出せそうな感触を得ていた。マシンセットも煮詰まってきており、セッション終盤でタイムアタックをすべくコースに出て行く。するとちょうど集団の中に入ってしまう。1周ぐらいはアタックできるだろうと思ったが、結局タイムアタックできずにセッションが終了してしまう。これは完全に裕紀の判断ミスだった。気を取り直して決勝での追い上げを誓う。

MALAYSIA決勝日は朝から好天だったが、Moto3クラスのレースが終わった辺りからスコールがやってきてしまう。レインコンディションでのレースとなるが、ここでリアサスペンションを、かなりやわらかくして臨むことを決断した。レースがスタートし、序盤から中盤は、雨量が少なくライン上が乾いてくる。このコンディションだと、なかなかペースを上げられず苦しいライディングが続いていく。しかし、レース終盤に入り雨が強くなってくると、変更したセッティングがバッチリはまり、ペースを上げていく。ポジションもポイント圏内の13番手につけるが、そこで赤旗が提示されてレース終了。審議の結果、リザルトは15周終了時となり、裕紀は16位とまたもギリギリノーポイントとなってしまった。

MALAYSIA高橋裕紀「またも運に見放されてしまった感じです。予選は完全にボクのミスでした。ちょうど大きな集団に入ってしまい、その時点で、集団から離れていればよかったのですが…。ただ、マシンはすごくよくなってきています。決勝に向けては、金曜日に乗ったときに、リアがすごく固い感じがあったので、思い切ってやわらかい方向に振って臨みましたが、雨の量が多いとバッチリでした。ポイント圏内を走っていたのですが、またもポイントを獲れず残念です。次回のオーストラリアは、かなり寒そうですが、天候が安定することを祈りたいです」