Round 5: カタルーニャGP(カタルーニャ) 2012/6/3決勝
ようやくハードがそろった。浮上のきっかけをつかみたい(予選:22番手 決勝:21位)

第5戦カタルニアがスペイン・バルセロナ近郊のカタルニアサーキットで行われた。ここは、2年前にMoto2クラス初優勝を飾っており、裕紀が得意としているコース。マシンのセットを詰め、浮上のきっかけをつかみたいラウンドだった。天気予報では、日曜日に雨マークがあったが、Moto2クラスは、全セッションドライコンディションで走ることができた。

CATALUNYAようやく初日から2012年型のシャーシで走り出すことができた裕紀は、まずは足回りのベースセット出しを行う。フリープラクティス2では、ピットアウト直後にエンジン始動用のスイッチが壊れてしまいマシンがストップ。オフィシャルにスクーターで押してもらいサービスロードでピットに戻り、マシンを修復してコースに復帰。余計なロスがあったものの初日は19番手で終えていた。

2日目には違うスペックのサスペンションを投入。この時点ではリアサスペンションだけだったが、動きがスムーズで、前日まで使っていたスペックとは雲泥の差だった。午後の予選には、ぶっつけとなったがフロントにも、新しいスペックのサスペンションをチョイスする。しかし、フロントは思ったほどよくなく、決勝に向けてフロントは、もとに戻して臨むことにしたのだった。

CATALUNYA今回もスタートはまずまずだったが、1コーナーにさしかかったときに目の前で2台が転倒! これを避けるためにブレーキングを余儀なくされ失速。さらに2コーナーでは、もう1台が目の前でハイサイド転倒…。いきなり出鼻をくじかれる形となったが、前をいくライダーを追っていく。裕紀は、終始集団の中でラップを重ねるが、マシンを詰め切れていない部分がネガとなりポジションを上げていくことができないでいた。歯がゆい部分もあったが、しっかりレースを完走したことで課題が見えてきたと言う。今回の“ネガ”を解決すれば、もっと前にいけるはずだ。完全復活への光がようやく差してきたようだ。

CATALUNYA高橋裕紀「今回の土曜日にようやく今シーズンのハードがそろった感じです。フロントもリアも接地感を感じられるようになってきていますし、もう一歩、コーナーでのグリップを出せるようになれば前に行けると思います。レース終盤のラップタイムも悪くはなかったですし、ハードがそろったところでいい成績を出したかったので、今回は悔しいですね。Moto2クラスは差がないですし、ちょっとしたことで順位が変わってきますからね。次回こそ、マシンをセットアップして浮上のきっかけをつかみたいですね」