Round 2: スペインGP(ヘレス) 2012/4/29
不完全燃焼となった第2戦。浮上のきっかけを早く見つけたい(予選:22番手 決勝:21位)

開幕戦カタールを終え、一時帰国していた裕紀は、再び渡欧し、第2戦スペインが行われるヘレスサーキットに向かった。このときチームからは、シューターの2012年型フレームを購入したと聞かされており、期待を膨らませてサーキット入りしていた。しかし、そのフレームは、今回からシューターにスイッチしたライダーのもとに行ってしまったという連絡が入り、ぬか喜びに終わってしまう。

かくして裕紀は、開幕戦で走らせた2011年型フレームを使う他に選択肢はなく、気持ちを切り換えて走り出していくのだが…。

SPAIN初日は雨に見舞われウエットコンディションの中でマシンの状態を確認していく。すると走り慣れたヘレスサーキットでは、マシンの状態がよくないことが分かっていた。何とか修正を試みるものの、マシンは、一向にいい状態にならない。土曜日も不安定な天候となったが、何とかドライで公式予選が行われた。ここで裕紀はタイムを縮めていくが、マシンがよくなったわけではなく、マシンに慣れてきただけだと冷静に自身を分析。予選は22番手と開幕戦に続き苦しいポジションとなってしまう。

SPAINレースは、所々にウエットパッチが残っているコンディションでスタート。裕紀はスタートはうまくいくものの、マシンが決まっておらず、ウエットパッチに乗ると、激しくスライドしてしまう。そのため、レース序盤はペースを抑え、レース中盤からコーナーの進入を頑張る走りにスイッチし、ペースを上げていく。この時点でトップと変わらないペースだったが、雨が降ってきたため赤旗が提示され、第2戦が終わったのだった。

SPAIN高橋裕紀「とにかくバイクに対して信頼感がないのが一番の問題です。ヘレスサーキットは走り込んでいるのでバイクの状態が分かりやすいのですが、ドライでもウエットでも同じ問題を抱えていました。レースでも、序盤は思い切って攻めていけない状況だったので、順位を落としてしまいました。レース中盤からブレーキング重視の走りに切り換えペースも上がりましたが、根本的な解決にはなっていないので、このままではいけないですね。チーム、メカニックとよく話し合って、少しでも早く浮上のきっかけを見つけたいです」