Round 16: オーストラリアGP(フィリップアイランド) 2011/10/16
しっかりレースを完走し、次のステップに!(予選:3番手 決勝:10位)

2011年シーズンもいよいよ残すところ今回のオーストラリアラウンドを含め3戦。メルボルンから南へクルマで約一時間の場所にあるフィリップアイランドは、その名の通り“島”であり、南北5km東西15kmの小さな島に国際レーシングコースがある。南半球だけに、ちょうど春となるが、まだまだ肌寒く、裕紀もジャンパーが手放せないと言っていた。

AUSTRALIA モリワキMD600がニューシャーシとなって3戦目。これまでのデータを元に、キャスター角などを調整し、足回りのセットアップを進めていく。初日は、10番手となったが、いろいろなことを試しての結果。フィリップアイランドにしては、好天で始まった初日。2日目は、午前のフリープラクティス3までは、青空が広がっていたが、午後の公式予選が始まると雨がパラパラと降ってくる。ほぼドライだが、なかなかクリアラップが取れずに、セッションは進んでいく。タイムアタックに入るタイミングを探していた裕紀は、ここぞとばかり、チェッカーが出るタイミングでクリアラップを取り、3番手に食い込んだ。

AUSTRALIA決勝日の朝も強い風と雨で、どうなるかと思われたが、ウォームアップ走行が始まる頃には青空がのぞき、Moto2クラスは、ドライコンディションで行われた。今年、5度目のフロントロウからスタートした裕紀は、まずまずのクラッチミートを見せ、2番手で1コーナーに入っていくが、続く2コーナーで数台にかぶせられ5番手まで順位を落としてしまう。その後もペースを上げられず、苦しいレースとなっていく。レース中盤からは、トップグループと遜色ないペースで周回を重ねるが、序盤の遅れを取り戻すことは難しく単独走行のまま10位でフィニッシュ。完走したことで、今抱えている問題がハッキリしたレースとなった。

AUSTRALIA高橋裕紀「予選は荒れた天候になり、タイミングよく出て行けて、タイムアタックも成功しましたね。フロントロウに並べたのは、よかったのですが、レースとなると、今抱えている問題が、特に気温の低いフィリップアイランドで出てしまいました。ただ、今回も完走したことで、マシンのセットも次のステップに進むと思います。残り2戦を精一杯、戦いたいと思います」