Round 15: 日本GP(ツインリンクもてぎ) 2011/10/2
気合いの入った母国グランプリだったが…(予選:5番手 決勝:30位)

前戦からモリワキMD600のニューシャーシを投入した裕紀。いよいよ母国グランプリとなる日本グランプリを迎え、いやがうえにも気合いが入るところ。今回、裕紀のチームスタッフの半数が来日せず、その分、モリワキのスタッフがカバー。チーム一丸となって勝利を目指した。

JAPAN初日は、ニューシャーシのベースセットを走り慣れたツインリンクもてぎで出すべく、マシンを仕上げていく。フリープラクティス1では、うまくセットが出なかったものの、午後のフリープラクティス2でベースセットが、見えてきたためタイムも、縮めて3番手につけていた。しかし、ニューマシンだけに、まだまだ詰める場所は多々あった。さらに、そのマシン特性が、裕紀の思う動きと異なるときがあり、その問題を解決すべく試行錯誤していた。

公式予選では、初のポールポジションを狙っていたが、セッション終盤に変更したセットが裏目に出てしまい、タイムアップできずに5番手にとどまった。ライバルに対して遅れている部分はハッキリしており、そこを改善すれば十分に優勝を狙えるはずだった。

JAPANしかし、決勝レースでは、思った以上に苦戦を強いられてしまう。コーナーで無理が利かない分、インに入られてしまい、順位を落としてしまう。あるライダーとは、接触しそうになり、ブレーキングで頑張って、前に出さないでおこうとした6周目…、90度コーナーをオーバーランした裕紀は、グラベルで転倒。すぐに立て直し、コースに戻るものの、大きく順位を下げてしまった。コースに復帰した裕紀は、単独走行で周回。その背後にトップグループが迫ると、周回遅れとなってしまう。それでもセカンドグループの後方つけると、同じペースで走り切りチェッカーフラッグを受けたのだった。

JAPAN高橋裕紀「自分自身に期待していましたし、本当に悔しいし残念です。ツインリンクもてぎを走ったことで、バイクが持っている特性の全貌が分かってきましたし、セットアップの方向性も、つかめてきました。次回のフィリップアイランドに、この悔しさをぶつけます。転倒後、一人で走っているボクに、多くの方が、日の丸を振って応援してくれました。すごく気持ちが伝わってきましたし、うれしかったです。本当にありがとうございました」