アメリカ大陸に渡り、インディアナポリスGPを迎えたMotoGP。レーストラックのアスファルトが全て張り替えられたのだが、この路面の質の問題なのか、タイヤにすごく厳しい状態となっていた。さらに暑さも加わり、多くのライダーがタイヤマネジメントに問題を抱えていた。
前戦のチェコGPで原因不明の問題を抱えていたが、今回も初日からグリップ不足に悩まされてしまう。走れば走るほどフロントの接地感が感じられなく、少し攻めると、フロントが切れ込んでしまう。フリープラクティス2では、よくなったと思い、攻めていくと転倒を喫してしまった。
予選でも、その症状は直らず、今季ワーストの20番手グリッドとなってしまう。レース中も、5周目以降は、フロントが切れ込み、転倒しそうな場面が何度もあったが、何とかレースを走り切り、チェッカーフラッグを受けたのだった。
高橋裕紀「今回ほど苦しいレースは、初めてだったと言っても過言ではありません。結局、前回の問題の原因がハッキリしないまま、今回のレースを迎えていました。再度、原因を追及して欲しいとチームにはお願いしました。次回は、チームのホームグランプリ。先日行ったテスト走行では、いい感触だったので、そのフィーリングが戻ってくることを願っています」