Round 6: イギリスGP(シルバーストーン) 2011/6/12
冷たい雨のサバイバルレースに耐えたシルバーストーン(予選:12番手 決勝:7位)

カタルニアから連戦で行われた第6戦イギリスグランプリ。昨年より新装されたシルバーストーンサーキットは、コース幅が広く、コース自体もグランプリで一二を争う長さを誇る。

GREAT BRITAIN昨年、散々な結果に終わったシルバーストーン。今年は、とにかく寒いレースウイークとなった。寒ければタイヤのグリップも低く跳ねやすい。まずは、マシンセットをいじらず、コースの感触をつかんでいく裕紀。午後のセッションでは、雨が降ってきてしまうが、不安定なイギリスだけに、レインタイヤを履き、雨の状態も把握。
どちらもフィーリングは、悪くなかったのだが…。
初日を13番手で終えていた裕紀は、土曜日のフリー走行も13番手。予選でジャンプアップを狙うべく、攻めていくのだが、いま一つマシンが決まらない。必死のライディングも12番手、4列目に止まる。

GREAT BRITAIN日曜日は、寒さは相変わらずだったが、朝から強い雨に見舞われ、路面は、一転してヘビーレインとなる。サバイバルレースになることは間違いない。前戦で巻き込まれる形でリタイアに終わっているだけに、絶対完走することを第一に考えていた。
スタートは、まずまず決まったが、序盤はペースを上げたくても上げられない状態だった。周りの動きを見ながら周回を重ね、徐々にペースを上げていく。レース中盤になると、上位とかわらないラップタイムを刻み、一台、また一台とポジションを上げていく。
シングルまでポジションを上げると、目の前をゆくコルシを追う。
早くコルシをかわしたい裕紀。その背後には、転倒後、追い上げて来たソフォーグルが迫ってくる。この追い上げを知ったかのように14周目にコルシをかわして8番手に浮上した裕紀は、さらにペースを上げると、16周目にエルナンデスをかわして7番手に浮上する。
トップとかわらないペースで周回を重ね、そのままチェッカー。クールダウンラップを終え、ピットに戻ると、チームは、拍手で出迎えてくれた。今回の9ポイントを加算し、暫定ランキング3位に浮上した。

GREAT BRITAIN高橋裕紀「うまく走れば表彰台も狙えるかと思っていましたが、今回は、何が何でも完走しようと思っていたので、序盤は無理をできませんでした。追い上げていくと、転倒するライダーも多く、気が抜けない状態でした。転倒しないように細心の注意をはらいながら周回を重ねていきました。結果的に7位でフィニッシュできましたし、チームスタッフもよろこんでくれたので、シーズンを通して考えればよかったと思います。次回は、初日から上位を走れるようにしたいです」