Round 6: オランダGP(アッセン) 2010/6/26
続く苦戦…。すべては先を見据えて(予選:13番手 決勝:10位)

ASSENMotoGPは、3週連続のスケジュールの2週目を迎えた。第6戦の舞台となるのは伝統のダッチTT。オランダアッセンは土曜日に決勝レースが開催される。MotoGPが開催されているサーキットの中でも屈指の難コースとして知られているが、2006年に大幅にコースが改修され、コースの全長が大幅に短くなった。さらに今年は、バックストレートのシケインが改修され、アベレージスピードがさらに上がっている。
初日はイギリスで走ったセットから走り始めた裕紀だったが、やはりマシンが暴れる症状が起きてしまい32番手に沈んでしまう。土曜日の午前中の走行でも考え得る対策を施すものの、改善できずチームと話し合った結果、第2戦スペインの状態に戻す苦渋の決断をした。

迎えた公式予選では、それまで抱えていた問題が完全におさまったわけではないが、初日までの状態に比べればはるかに攻められる状態だった。少しでもマシンをいい状態にすべくセットを進めながらタイムアタックに入っていく。セッションの最後の最後に出したタイムがベストとなりトップから0.9秒差の13番手グリッドを確保した。
目まぐるしく天気が変わるダッチウェザーは影を潜め、ウイークを通して好天に恵まれた。決勝日のウォームアップでセットを詰め、いよいよ決勝レースがスタートする。

ASSEN裕紀は、今回もまずまずのスタートを切り、混戦の中でペースをつかんでいく。8番手争いの集団の中、自己ベストに近いペースで走ることができるようになると、9番手までポジションを上げることができた。レース終盤にはペースの上がらない7番手に追い付きチャンスをうかがうが、ラストラップにガス欠の症状が出てしまい、前のライダーに勝負をしかけることができずにゴールする結果となった。

ASSEN高橋裕紀「今回も難しいレースでした。ただ完走できたことで、貴重なデータが取れました。この先もレースが続いていきますが、そのときにできる限界ギリギリの走りをしていけば、マシンをよくするヒントが見つかるかもしれません。来週のカタルニアGPの後に、新サーキットのアラゴンでテスト走行もありますし、しっかり走り込んでデータを収集しようと思っています」