Round 1: カタールGP(ロサイル) 2010/4/11
同じ轍は踏まない。ツインリンクもてぎは勝ちにいく!(予選:5番手 決勝:リタイア)

QATAR新たなチーム、新たな環境、新たなマシン、そして新たなクラスという何もかもが変わり迎えた2010年シーズン。裕紀は、フランスのテック3に移籍し、新たに始まるMoto2クラスにフル参戦する。目標は、もちろん初代チャンピオンだ。裕紀の駆るマシンは、テック3のオリジナル。同じマシンをチームメイトのデ・ローサが乗っているが、周りに比べれば少数派のためデータが絶対的に少なかった。ただ、うまくセットアップできればレースでアドバンテージを握れる。裕紀は、開幕まで精力的にマシンを仕上げていった。

開幕戦カタールは、今年もナイトレースで行われた。金曜日の最初のプラクティスは11番手だったが、土曜日の午前中のフリープラクティスで一気に2番手につけ、公式予選にも期待が集まったが、あくまでレースを、どう戦うかを考えながら、マシンを仕上げ、タイヤをセレクトしていった。最低ラインを2列目に設定。タイムアタック中に他のライダーに引っかかったものの、思惑通りに5番手グリッドを確保していた。

QATARまずまずのスタートを見せた裕紀の目の前で、デ・アンジェリスとブラドルが接触し転倒。このアクシデントもあり、オープニングラップは4番手でホームストレートに戻ってくる。その後もトップグループにつけ、ライバルの走りを観察する。一時は5番手に下がるが、5周目に4番手、6周目に3番手に上がり、8周目の6コーナーのヘアピンでエリアスのインを突き2番手に上がったかと思われたが、その直後にフロントから転倒。マシンに駆け寄り再スタートしたかったが、クラッチレバーが折れてしまっており、それはかなわなかった…。

QATAR高橋裕紀「ひと言でいうと“残念”な結果でした。周りより自分の方が余力はあったし、リアタイヤもいい状態でしたから。過ぎたことは仕方がないのでポジティブに考えます。久しぶりのレースということもあったし“(レースの)勘”を取り戻すことができました。チャンピオンシップを考えて、今回のようなことがないように、しっかり戦っていきます。まだ他に比べて、いいところも悪いところもありますが、マシンがまとまればトップ争いできることが分かったのでツインリンクもてぎでは絶対に勝ちにいきます! 応援よろしくお願いします!!」