Round 18: バレンシアGP(バレンシア) 2010/11/9
最後まで戦い抜いたMoto2元年(予選:22番手 決勝:18位)

VALENCIA4月に開幕し、17戦に渡って争われてきたMoto2クラス元年。初代チャンピオンを狙って臨んだ裕紀にとって、決して満足のいくシーズンにはならなかった。最後はよいレースをして締めくくりたかったのだが…。

オーストラリア、ポルトガルと、悪天候に悩まされたが、最終戦バレンシアでは、抜けるような青空が広がった。前戦のポルトガルから金曜日の午前中のフリー走行が復活したが、荒天のため予選が中止になっていたため、今回が久しぶりに3回のフリー走行と公式予選が行われたレースウイークとなった。
バレンシアは開幕前にテストを行ったコース。過去のデータと照らし合わせながら、試行錯誤を繰り返す。初日は、トップと0.7秒差の14番手だったが、2日目の公式予選では、問題になっていた部分が解決しきれずに22番手となってしまう。トップとのタイム差は少ないものの、それだけ他のライダーともタイムが接近しており、一つでも前のグリッドを狙っていたのだが…。今回も厳しいレースになることが予想されたが、今シーズンの集大成となるだけに、集中してレースを走りきることを目標にしていた。

VALENCIAスタートでポジションを上げることを狙っていた裕紀だったが、逆に出遅れてしまい、オープニングラップは29番手でコントロールラインに戻ってくる。そこから、思うようにポジションを上げることができずにいたが、レース終盤になると、周りのライダーのタイヤがタレたスキをついて一気にポジションアップ。最終ラップは、さらに二つ順位を上げて18位でゴール。波乱のMoto2元年を最後まで戦い抜いた。そして、来る2011年にチャンピオンを獲るためにチャンピオンチームに入ることを決意。最終戦翌日には初テストを行い、新たなシーズンに向けてスタートを切ったのだった。

VALENCIA高橋裕紀「22番手グリッドからスタートを決められず、レース序盤に前にいけなかったことが、今回の全てですね。レース終盤は、周りのタイヤがタレたので、ポジションを上げていけましたが時すでに遅しでした。今シーズンは、Moto2元年ということで難しいレースも多かったですが、いろいろ勉強になったシーズンでした。この経験を生かして来シーズンはいい成績を残せるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします」