Round 1: カタールGP(ロサイル) 2008/3/9
チャンスは自分で切り開くもの(予選:8番手 決勝:5位)

Qatarいよいよ2008年シーズンが開幕した。第1戦カタールは、史上初のナイト・レース。夕方からフリー走行が始まり、夜に予選、レースも、もちろん夜という変則的なスケジュールで行われた。
裕紀にとってのフル参戦4年目のシーズンは、ホンダのエースとして臨む250ccクラスでの集大成となる。チームスタッフが大きく変わり、昨年、悩まされた右足の傷も癒えたこともあり、ライディングスタイルを変える試みをしながら迎えたレースウイークだった。
ホンダは2009年で2ストロークマシンの生産終了を発表しており、裕紀が駆るRS250RWの開発も事実上ストップしている。ライバルのアプリリア、KTMが進化していく中、難しいシーズンとなることが予想される。そんな中、チームメイトであり、今回MotoGPクラスで好パフォーマンスを見せたアンドレア・ドヴィツィオーゾが昨年、出したタイムを全てのコースで上回ることを今シーズンの目標の一つに掲げた。

開幕戦の直前に事前テストがあったこともあり約1週間カタールに滞在。午前3、4時ぐらいに就寝し、カーテンを閉め午後2時ぐらいに起きるというサイクルで夜のレースに備えた。
予選初日は10番手、2日目はマシンもうまくまとまり8番手、セカンドロウを確保した。決勝では好スタートを見せ、6番手で1コーナーをクリア。マティア・パシーニにかわされオープニングラップは7番手で終了するが、トップグループに食らいついていく。表彰台を狙えるポジションをキープするが、レース終盤になると単独走行となり5位でチェッカー。レース展開的には悔しい幕切れとなったが、目標にしていたドヴィツィオーゾのタイムを予選、決勝と全て上回ることができたこともあり、上々のシーズンインとなった。

Qatar高橋裕紀「今年はチームスタッフが変わり、事前テストも少なかった割には、マシンもうまくまとまり、いい感触でした。ライディングスタイルを変えている途中ということもあり課題も多いですが、最初のレースとしては上出来だった。チームの士気も上がっているし、自分のモチベーションも上がっている。正直、難しい部分もあるけれど、いいタイムで走っていれば必ずチャンスがあるはず。そのチャンスを逃さないように頑張っていきたい。今シーズンも応援よろしくお願いします!」