Round 6: イタリアGP(ムジェロ) 2006/6/4
シーズンを左右するレースで見せたいい走り(予選:2位 決勝:4位)

Italy初優勝を果たしたフランスGPから2週間。裕紀にとって第2のホームグランプリとも言えるイタリアGPを迎えた。このコースは、ホームストレートが長く、アプリリアのホームコースだけに、アプリリアが有利と見られていた。ここでどんな走りができるかが、今シーズンの課題の一つとなっていた。1年ぶりに走るムジェロは、バンプが多くなっており、やや戸惑いながら徐々に慣れていった。予選2日目には、苦手なコーナーを攻略することを重点的にセッティングを進め、決勝用のタイヤも決まる。最後のタイムアタックでは、うまくバルベラの後方につけ、タイムを出すと2番手グリッドを獲得。この結果には本人もビックリだったが、マシンもタイヤも決まり、後は決勝を迎えるだけだった。

今回もスタートはうまくいき、1コーナーにトップで入っていく。レース序盤は、7台がトップグループを形成。フルタンクの状態だとフロントが重く、ブレーキングで無理をできないため、順位を下げるが、様子をみながら周回を重ねていく。予想通りアプリリアは速く、コーナーで抜いてもストレートで抜き返されることの繰り返しとなっていた。レース終盤になると、トップ争いは4台に絞られ、タイヤも厳しい状態だった。最後までチャンスをうかがう裕紀は、最終ラップの最終コーナーでドヴィツィオーゾのスリップストリームに入るが僅かに届かず4位でフィニッシュした。

Italy高橋裕紀「最終ラップでは、ついていければ何かあるかと思っていた。今回は、ここまで走れると思っていなかったので自信につながりました。今年は、ムジェロとカタルニアをどう走るかを課題にしていた。今回はいい走りができたので、チームにとっても、自分にとってもうれしいことでした。次回のカタルニアでもいい走りをしたいですね。来週は鈴鹿300kmレース、頑張りますので、ぜひ応援に来てください」