Round 17: バレンシアGP(バレンシア) 2006/10/29
初日のフリー走行で終わった最終戦(予選:欠場 決勝:欠場)

※以下、高橋裕紀本人によるレポートです。

Valencia状況は初日金曜日の朝フリーで、2回目のピットアウト後。事前テストで良い感じを持っていたし、すでに、リアタイヤの決勝用も決まるくらい順調な滑り出しだったのですが、その直後裏ストレートに入る左の6コーナーでマシンがイン側の白線に乗り上げた瞬間に、一気にスライドし、ハイサイドからの転倒をしてしまいました。一瞬何が起こったか分かりませんでしたが気が付くと運悪く、すごい高さまで放り出されていて、着地と同時に右足、大腿骨1ヶ所、膝下の2本で4ヶ所、計5ヶ所の大怪我をしてしまいました。すぐにGP専属のメディカルへ運ばれ、救急車でバレンシア市内の大きな病院に収容されました。幸いな事に腕の良いドクターがいたことから、すぐに最高の手術を受けることが出来、無事終了しました。こっちは医療が進んでいるという噂を聞いたことがありますが、怪我から4日後にはリハビリを始め、今は明日を退院に控えているまでです!と言っても、イタリアに戻り最前の処置・リハビリをうけるのですが…GP界では有名なドクターコースター氏の指導の下、施設・人脈をフルに使い、全てプログラムに従う方針です!日本では色々な情報が錯綜しているみたいですが、安心してください!なんと言ってもこれを書いているのは僕自身ですから正確な情報しか書きません(*^_^*)

最初は言葉も通じなく今までにない大怪我で、不安だらけでショックも大きかったですが、やっぱり早く治して、応援してくれている皆さんの前に少しでも早く戻りたいという気持ちから、今も頑張れている次第です!!!
また今回の事故で、ものすごく追い詰められ、ライダー人生として凄く大きなスケールで初めて『怪我』と向き合えたことが出来たとも感じました。今までも『速いけど怪我をよくするライダーだよね!』と言われているのも分かっていたし、それに対して、時間がかかってはしまいましたが、気付き改善の方向性がわかったと信じています!

ValenciaこんなGP2年目の最終戦になってしまいましたが、収穫は大きかったと思っています。今年の最初に見つけたハード面でのライディングで、何戦かで活躍することが出来、最終戦で見つけたソフト面でのメンタルパワー!2007年『新生・高橋裕紀』に自分が1番期待してるかも知れません(^o^;
でも来年は更にパワーアップした姿を見せられるよう、今やらなければいけないのは、まず怪我を一瞬でも早く治すことですよね。日本への帰国は決まってませんが、早く皆さんに会えるよう頑張ります!また、合間をみてライダーメッセージにもブログとして書き込みも心がけますので、応援よろしくお願いします!そして…全てに対し、ありがとうございました。

高橋裕紀。